本日の目的地は、百名城の一つ、奈良の「高取城」
標高583メートル、比高350メートルの高取山山上に築かれた山城で、周囲約30キロメートルに及ぶ。日本国内では最大規模の山城で、備中松山城(岡山県)・岩村城(岐阜県)とともに日本三大山城の一つに数えられています。
1332年に築城したのが始まりと伝えられており、1589年には豊臣秀長の重臣の一人、本多利久が新しい縄張りをもって築造した。本丸には、多聞櫓で連結された3重の大小天守、二の丸には大名屋敷が造営され、城内には三重櫓が17基建ち並んだ。また、郭内には侍屋敷も整備され、他には類を見ない広壮な山城が出現した。家臣団は、山麓の高取市街に城下町を営んだ。
明治20年頃まで天守をはじめとした主要建造物は城内に残っていたが人里離れた山頂であるため管理されずに自然倒壊したとされ、現在は石垣や石塁が残されています。
三大山城はこれ。竹田城は入っていないようですね。残り2つのお城も西日本なので、わりと行きやすいです。
昔はこんなすごい景観だったんですねぇ。
車ですれ違うのがぎりぎりの狭い山道を登り、行き止まりに車を置いて、徒歩約3分。
ちなみに行き止まりは駐車場でもなんでも無いので、車を3台も停めれば、いっぱいでしょう。
ふもとから歩いて登ってきたパーティーも、数組いました。
見事な石垣が残ります。一部昭和の時代に修復した石垣があり、組み方が違います。
お~怖っ。妹に突き落とされようとしている兄。
良い子は石垣を上ってはいけません。
ちょうど3月3日だったこともあり、高取町ではこんなすごいお雛様が飾られていました。
せんとくんも。
せっかく奈良まで来たので、日本で最初の世界遺産、世界最古の木造建築「法隆寺」も見学。聖徳太子の像や、玉虫厨子、釈迦三尊像など、教科書にも載っている国宝のデパートですね。天気の良い日曜日だった割には、観光客はまばらでした。
八角堂の夢殿。