四国百名城旅行3日目の朝。朝食前に道後温泉本館でお風呂をいただきます。
まずは千と千尋の神隠しのようなお座敷に通されて、浴衣を渡されます。荷物はここにおいて、1階の神の湯へ。
テルマエロマエそのまんま。朝早いのですが地元の人も観光客も入り乱れての入湯です。
入浴後はお座敷でお茶とお菓子をいただきます。
かわいいお顔のダルマ。
3階の個室の一番端にある、夏目漱石来ていたというお部屋を見学させてもらいました。
朝食バイキングでおなかをいっぱいにしてからチェックアウト。本日最初のお城は、湯築城跡。天守閣はなく、土塁とわずかな石垣が残るだけ。資料館でスタンプをゲットしたら、そうそうに次に向かいます。
海沿いの国道196号線を走って、今治市に到着。さっそく見えたお城は?
実はこれ、お城好きのマンション経営者が立てた、マンション。地元では見慣れた光景のようですが、他県からくると、びっくりですね。
そして藤堂高虎によって築かれた、5重6階の今治城。日本3大水城に数えられています。
とはいえこれは鉄筋で、空想上の天守です。そもそも天守が存在していたのかどうかも資料が残っておらず、全くの模擬天守。藤堂高虎が今治城を解体して亀山城を築城したという資料に基づき、亀山城をモチーフにしています。
中にはお城と関係のない化石や動物のはく製なども展示されていました。外見は立派ですが、ちょっと残念。
天守前には、とても立派な藤堂高虎像が鎮座します。
今治で有名なB級グルメといえば、「焼豚玉子飯」 富士宮の焼きそばのように街を上げて盛り上げています。
沢山お店はあるのですが、重松飯店という外見はごく普通の中華料理屋さんでいただきいました。
お店に着いたのが12時半くらい。ちょうど満席でしたが、5分ほどで座ることができました。待つこと数分、プルプルの目玉焼きが2つ乗った、どんぶりが。ガッツリかき混ぜて、レンゲでいただくのが今治流らしいです。味はちょっと濃いですが、ガッツリ食らいたいときにはぴったりの感じで、おいしかったです。ふと外を見ると、10人位の行列ができていました。
いよいよ四国を離れる時が来ました。2年前に家族4人でサイクリング旅行をしたしまなみ海道に突入。高速道路で走るとあっという間。自転車で走るのとは、時間の進み方が全然違いますね。
目的地はこちら。因島のはっさく大福。夕方には売り切れてしまうらしいので、豚玉子飯を食べた後に電話で予約しておきました。八朔の酸っぱさと、あんこの甘さのバランスが絶妙で、うまい。
予定にはありませんでしたが、時間的にぎりぎりもう一つお城に行けそうです。4重6階の岡山城に4時20分くらいに到着。
先の大戦で焼失しましたが、戦後鉄筋で再建されました。中はエレベーター付きで、大阪城や名古屋城を二回りほど小さくした感じ。外見はお城ですが、歴史資料館ですね。
中では籠に乗りました。
自宅に付いたのは午後8時過ぎ。約1000キロ走った四国百名城旅行、7つの百名城スタンプをゲットし、無事家に戻ることができました。