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東京-大阪3500円 夜行バスで輪行 MKバス編

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夜行バスで輪行」シリーズ第2弾。

輪行袋に入れた自転車を手荷物として持ち込み、大阪から東京までの夜行バスに乗車しました。利用したのは、「MKトラベルという京都のバスやタクシーなどを運用している会社。

事前にwebで予約し、クレジットカードで決済済み。輪行する場合は、プラス500円となり、片道3500円。帰りも同時に申し込みましたが、往復割引はありませんでした。つまり、往復7000円。新幹線の往復運賃(東京-大阪)の約1/4という驚きの低価格。実際の乗り心地はどうなのでしょうか?

まずは行き。乗車したのは、2月18日の月曜日。22時30分梅田駅初だったので、10分前に集合場所に着いたところ、丁度バスがやってきたところでした。白いバスの車体には、大きく「MKバス」と書かれているので、一目でMKトラベルのバスであることがわかります。実はツアー型バス旅行の場合、旅行会社とバス会社が別々のことが多く、集合場所でバスがわかりにくいことが多いのです。その点、わかりやすくて良いですね。

始発が神戸なので、すでに半分くらいは乗客が乗っていました。

ドライバーの方に名前を告げて、自転車を荷物室に入れてもらいました。

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縦型輪行袋ですが、立てたままでは荷物室の天井が低くて入りません。横にして、ロープで固定してもらいます。

ドライバーの方に、

「自転車持ち込む人多いですか?」

と尋ねると、

「たまにですよ。」

という回答。申し込みの時は、先着3名までとなっていますが、それでかぶるということはめったになさそうです。(4名以上のグループの場合は、ダメですが・・・・・)

このバスは一般的な4人かけのバスで、荷物室は大きいほうです。2階建てバスや、トイレ付バスの場合、荷物室はもっと小さくなってしまいます。自転車くらいの大型荷物になると、バス会社が断らざるを得ない理由もよくわかります。

 

座席にあらかじめ置かれていたのは、毛布、スリッパ、エアー枕、アイマスク、腰枕の5点。一番前の座席には、使い捨ておしぼり、歯ブラシセット、耳栓が置かれており、自由に利用することができます。毛布と腰枕以外は、使い捨てなので、持ち帰ることもできます。

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夜行バスでの靴夜行バスの時の”靴”

車中ではリラックスするために靴は脱ぐのがお約束ですが、途中の休憩でトイレに行く場合、都度靴を履かなければ車外に出られません。

そんなとき、履くのに手間のかかる靴だと難儀します。実際に狭い座席で靴紐を結びなおさすのはかなり大変です。到着先での行動計画に合う靴を選ぶのは仕方がありませんが、できる限り履きやすい靴を選ぶのがおすすめです

 

途中京都でも乗客をピックして、一路東京へ。途中サービスエリアで3回休憩をしたはずですが、私は爆睡していて1回しか休憩に気が付きませんでした。

翌朝午前7時ちょうど、予定通り新宿西口に到着。

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東京を満喫したところはスルーして、二日後の2月21日の木曜日の9時30分、大阪に帰る為に東京駅から乗車します。東京駅の皇居側は先日改修工事が終わりきれいになったのですが、乗車するのは反対の八重洲口。JRの長距離バス乗り場がありますが、道を挟んだ少し先です。

今回も出発時刻のちょうど10分前にバスが到着。

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輪行袋に入れた自転車を入れてもらい、しっかりとロープで括り付けてもらいました。この画像で、バスの荷物室の広さが想像できるでしょうか。

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バスの中では、寝るに限ります。車内は乾燥するので、お茶かお水は用意しておいたほうが良いでしょう。

男女の並びについては、予約時に性別を問われることがほとんどです。MKトラベルの場合は、通路を挟んでも男女が隣にならないように配慮されています。

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帰りも3回休憩し、予定通り翌朝7時に、大阪駅に到着。

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このまま自宅近くの駅まで輪行してもよいのですが、むくみがちな脚をほぐすため、その場で自転車を組み立てて、約1時間走って帰りました。

若い頃に夜行バスに乗った経験がないと、なかなか狭くて窮屈で寝られないかもしれませんが、往復で新幹線の約1/4の価格は魅力です。

私も学生時代は何度も長野県のバイト先のスキー場や、富山県のバイト先のYHまで夜行バスで往復したことがありますが、その時は補助シートでしたから。

それに比べると、足元も広く、リクライニングもよく倒れてくれます。よほど古いバスでなければ、たばこの臭いが染みついているということもありません

夜行バスで輪行、いいですよ。

 

東京-大阪4400円 夜行バスで輪行 アップオン編